16位予想:セレッソ大阪
【写真:Getty Images】
監督:アーサー・パパス(1年目)
2024リーグ戦成績:10位(13勝13分12敗)
悲観的な見解となってしまうが、この1年がセレッソ大阪にとって素晴らしいシーズンになるとは思えない。J1に残留すること自体は疑いの余地はないが、全体的に目立たないシーズンとなり、浮き沈みを繰り返す中で低迷する時間の方が長くなると予想している。(セレッソ大阪のサポーターの皆さん、どうか私の予想が外れることを願っています!)
新監督としてチームを率いるオーストラリア人のアーサー・パパスにとって、この使命は決して簡単なものではない。2019年に横浜F・マリノスでアンジェ・ポステコグルー監督のコーチを務めた経験があるとはいえ(2020年にヘッドコーチに昇格)、外国人監督にとってJリーグでインパクトを与えることは常に容易ではない。
その上、昨シーズンのJ1で38試合に出場し、21ゴールを挙げた、レオ・セアラが鹿島アントラーズに移籍。パパス新監督は、昨季の得点源を失って、チームを指揮しなければならない。さらに、守備陣に大きな強化は見られず、新たに獲得した攻撃陣の選手たちの活躍は全くの未知数だ。
上手く行く可能性もあるが、大きなリスクを伴っているのも事実である。仮に全てが好転したとしても、C大阪が10位以上に入るのは難しいと見ている。
しかし、私たちの誰もがよく知っているように、Jリーグは予測不可能なサプライズに満ちたリーグである。