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浅野拓磨を現地メディアが絶賛
サッカー日本代表FW浅野拓磨が所属するRCDマジョルカは現地時間16日、ラ・リーガ第24節UDラス・パルマスと対戦し、3-1で勝利を収めた。スペインメディア『as』は18日、「浅野の復活」と題した記事を掲載し、この試合で存在感を放った30歳の日本人アタッカーのパフォーマンスについて報じている。
2025年に入り未勝利が続いていたマジョルカが、ラス・パルマスをホームに迎えた一戦。ホームチームは、7分にエースのベダト・ムリキのヘディングシュートで先制すると、28分にもムリキが得点を奪い、リードを2点に広げる。止まらないマジョルカは、35分にダニ・ロドリゲスにもゴールが生まれ、3-0に。その後、62分に失点を喫したものの、3-1で勝利を収めた。
右サイドハーフの位置で先発した浅野は、持ち前のスピードを活かした裏への動きや絶妙なトラップから相手DF2人を抜き去るなど、存在感を発揮。移籍後初ゴールはお預けとなったが、浅野が71分にピッチを後にした際には、観客からは拍手が送られた。
同メディアは、「浅野の復活」と題した記事を掲載。記事では「最近では『彼はもういない、もう期待できない』と言われていた日本人選手は、この試合で素晴らしいパフォーマンスを見せ、ソン・モイックスのスタジアムで何度も観客を沸かせた」とシーズン序盤戦はハイパフォーマンスを披露していたものの、負傷から復帰した後は、やや存在感を失っていた浅野について報じた。
さらに「ラス・パルマス戦では、信じられないようなトラップ、相手選手への股抜き、そして素早いドリブル、スペースへの動きで観客を魅了した」と絶賛し、「タクマ・アサノの復活は現実となり、チームにとって特別な攻撃オプションとなっている」と浅野がマジョルカにとって重要な存在になっていることを伝えている。
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