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田中碧のアップ中のプレーにGKコーチが驚愕

　チャンピオンシップ（イングランド2部）第33節、リーズ・ユナイテッド対サンダーランドが現地時間17日に行われた。試合はホームのリーズが2-1の勝利を収めている。リーズのサッカー日本代表MF田中碧は先発出場を果たしたが、この試合前のウォーミングアップ中の田中のプレーに注目が集まった。

　試合はリーズが32分に失点を喫するが、田中との交代で途中出場となったDFパスカル・ストライクが78分に同点ゴールを叩き込むと、後半アディショナルタイム（AT）にも劇的逆転ゴールを決め、リーズが勝利となった。

　英メディア『MOT Leeds News』によると、現地記者のグラハム・スミス氏が「2月18日のサンダーランド戦前、田中はウォームアップ中に「慣例の」ポゼッションゲーム後、追加のスプリントを行った。その後、GKコーチのエド・ウートン氏の前で、ほとんど助走をつけずにボールを足もとでコントロールし、ゴール右上隅に見事なシュートを決めた。このプレーにウートン氏は驚きを隠せなかった」と伝えたという。毎試合インパクトのあるプレーを見せる田中だが、アップ中のプレーに周囲は驚愕だったようだ。

　リーズはサンダーランド戦の勝利で4連勝とし、首位をキープしている。次節は現地時間24日に行われる2位シェフィールド・ユナイテッドとの首位攻防戦。現在両チームの勝ち点差は2となっており、リーズにとっても負けられない一戦だ。果たして、田中はこの重要な一戦で活躍することができるか。