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「今後数週間でさらに重要になる」リバプール指揮官がMF遠藤航の重要性を語る「何分間プレーするのかというのは問題ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航

【写真:Getty Images】

遠藤の重要性

 イングランド・プレミアリーグ第25節、リバプール対ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCの試合が現地時間16日に行われた。試合は、リバプールが2-1で勝利している。途中出場したリバプールに所属するMF遠藤航について、チームを率いるアルネ・スロット監督がその重要性を強調していた。英メディア『TBR』が報じている。

 

 遠藤はディアスに代わって61分に途中出場すると、MFライアン・フラーフェンベルフと並び守備の安定に貢献していた。約20分の出場時間だったが、その活躍が認められてプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出されている。

 同メディアは、「アルネ・スロットは、今後数週間、遠藤航がリバプールにとって『重要になる』と語った」と題して、スロット監督の遠藤に関するコメントについて紹介していた。

「今季、我々にとって本当に役に立っていると思う。何分間プレーするかというのは問題ではない。2分間プレーすれば非常に重要になることもあるし、90分間プレーすればそれほど重要ではなくなることもある。私が思うに、遠藤が特別なのは、我々が頼らなければならないときはいつでも、5分でも10分でも20分でも25分でも、いつでも際立っているということだ。これは実際より簡単なことのように聞こえるだろう。なぜなら、あまりプレー時間のない選手がチームが必要な時に最高のパフォーマンスを発揮するということは、精神的に強くある必要があり、それは必ずしも簡単なことではないからだ」

 そして、「プレー時間があまりない選手はリズムやクオリティを維持するのが難しいと感じるのがほとんどだ。一つ言えることは、守備は常に創造するよりも簡単だということ。長い間プレーしていない選手が何かを創造する必要がある場合、それは守備よりも常に難しいことだ。ただ、彼はこれまで私たちにとって重要な存在であり、今後数週間も私たちにとって重要な存在であり続けるだろう」と、過密日程が待つシーズン終盤において、遠藤の役割がより重要になることを強調していた。

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【了】

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