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【写真：Getty Images】

前田大然の評価

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）ノックアウト・プレーオフ2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対セルティックの試合が現地時間18日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。この結果、バイエルンがベスト16進出を果たしている。スコットランド複数メディアが、この試合における前田大然のパフォーマンスを評価していた。

　サッカー日本代表FW前田が所属するセルティックは、CL決勝トーナメント進出をかけてバイエルンと対戦した。ファーストレグを1-2で落としていたことから、スコットランドのチームにとっては勝利が必須の状況だった。

　しかし、後半終了間際にバイエルンに対して同点ゴールを許してしまったセルティックは、合計スコア2-3で敗れて敗退が決まっている。前田は貴重な先制ゴールのアシストを記録しており、現地メディアの多くが高く評価していた。

　『67 HAIL HAIL』は「9」の最高評価をつけて、「この日本代表ウインガーについて、他に語られていないことがあるだろうか。前田はバイエルンのディフェンス陣を追い回して苦しめた。その執念は報われて、相手のミスを誘いゴールにつながっている」と、先制ゴールは前田の献身的な守備から生まれたことを強調していた。また、「現在、セルティックには前田大然より人気のある選手はいない」と、ここ数試合の好調ぶりを賞賛している。

　同じくスコットランドメディア『スコッツマン』でも「9」と最高評価となっており、「バイエルンの守備陣の何人かは、彼のハードなプレスを目の当たりにして、その影に悩まされたことだろう。ゴールをお膳立てしたのも、そうしたスピードだった。最前線のリーダーだ」と、CL敗退が決定してしまったものの、前田のパフォーマンスは高く評価されていた。