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Jリーグ 3日前

最も高額なのは? Jリーグ日本人選手、最新市場価値ランキング1〜10位。トップは驚異の6億円超え!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:鈴木優磨(すずき・ゆうま)


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年4月26日(28歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
市場価値:220万ユーロ(約3億2000万円)
2024リーグ成績:リーグ戦36試合15ゴール8アシスト

 鹿島アントラーズでプレーする鈴木優磨がランキング2位に入った。その市場価値は220万ユーロ(約3億2000万円)とかなり高い評価額となっているが、鹿島サポーターに限らず、多くのJリーグファンにとって納得感のある数字だろう。鈴木はリーグを代表するフォワードだ。

 現在28歳の鈴木は、言わずと知れた鹿島の生え抜き選手である。2015年にトップチームに昇格すると、J1・2ndステージ第10節のガンバ大阪戦(1-2)でJ1デビューを果たした。チームは敗れてしまったものの、鈴木は試合終盤にJ1ゴールを奪うことに成功した。

 その後、鹿島で順調に出場時間を伸ばしていった鈴木は、2019年にシント=トロイデン(ベルギー)にステップアップ。ここで公式戦71試合に出場して26ゴール6アシストという成績を残している。

 しかし、欧州でのステップアップも噂される中、2022年に古巣・鹿島に電撃復帰。そこから、エースとしてだけでなく、背中でチームを引っ張るリーダー格の1人として名門を支え続けている。

 センターフォワード(CF)として最前線でゴールを奪うだけでなく、巧みなボディコントロールを駆使したポストプレーで起点としても活躍。前線から中盤まで、攻撃のキープレイヤーとして絶大な存在感を放った。鹿島での通算6シーズン目となった昨季は、リーグ戦36試合に出場して15ゴールを奪っている。

 すでに開幕している今季の注目ポイントは、鬼木達監督と絶対的エースがどのような化学反応を起こすのか、というところだ。新監督の下でクラブはレオ・セアラ(←セレッソ大阪)を獲得しており、良い意味で鈴木への依存度は軽減されるはず。

 ダブルエース体制で鹿島は再び黄金時代を築くことができるだろうか。

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