7位:脇坂泰斗(わきざか・やすと)
生年月日:1995年6月11日(29歳)
所属クラブ:川崎フロンターレ
市場価値:140万ユーロ(約2億2400万円)
2024リーグ成績:34試合6ゴール5アシスト
川崎フロンターレで背番号「14」を継承した男が7位にランクインした。
脇坂泰斗は川崎Fの下部組織で育ち、2018年に同クラブでプロデビューを果たした。デビューシーズンの2018シーズンこそ出場機会確保に苦戦したものの、翌2019シーズンからは主力選手として活躍。2020シーズンから昨季まで5年連続でリーグ戦30試合以上に出場しており、負傷離脱が少ない「鉄人」としても知られる。昨季はキャプテンマークを巻いてプレーし、よりピッチ内外での存在感が増した印象だ。
さらに、脇坂は出場量だけでなく質的にも素晴らしい貢献を見せている。2021、2022、2023年と3シーズン連続でJリーグベストイレブンに選ばれ、5シーズン連続でJリーグ優秀選手賞を受賞。攻守にわたってクオリティの高さを見せ、昨季はリーグ戦34試合に出場し6ゴール5アシストを記録している。
そんなリーグ屈指のチャンスメーカーの市場価値は、140万ユーロ(約2億2400万円)となった。
マーケットの評価は年齢の影響を受けやすいが、脇坂はランキングトップ10の選手のなかでは川辺駿に並んで29歳と最年長選手であるものの、その市場価値は高い水準を維持している。毎年トップパフォーマンスを見せる同選手であれば、まだまだ市場価値が伸びてもおかしくないだろう。