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Jリーグ 3日前

最も高額なのは? Jリーグ日本人選手、最新市場価値ランキング1〜10位。トップは驚異の6億円超え!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:相馬勇紀(そうま・ゆうき)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月25日(27歳)
所属クラブ:FC町田ゼルビア
市場価値:130万ユーロ(約2億800万円)
2024リーグ成績:12試合2ゴール0アシスト

 相馬勇紀は今季こそ、FC町田ゼルビアに栄光をもたらすことができるだろうか。同選手の市場価値は130万ユーロ(約2億800万円)を記録し、日本人選手全体で9位となっている。

 現在27歳の相馬は、早稲田大学を経て名古屋グランパスに加入した。名古屋ではサイドアタッカーとして重宝され、公式戦161試合に出場。2021年にはクラブ史上初となるYBCルヴァンカップ制覇にも大きく貢献した。

 チームの顔と呼べる選手にまで成長した同選手は、2023年にカーザ・ピア(ポルトガル)に期限付き移籍することを決断。ポルトガルでは2シーズンを戦って公式戦56試合に出場し7ゴール5アシストとまずまずの成績を残し、その市場価値は自己最高額となる150万ユーロ(約3億円)を記録した。

 しかし、さらなるステップアップには繋がらず、2024年7月に保有元である名古屋に帰還している。

 Jリーグに復帰した相馬は、当時調子を落としていた名古屋の一員として第23節・柏レイソル戦(2-1)に出場。1ゴールを奪って勝利に貢献し、古巣に公式戦8試合ぶりの勝利を届けた。ただ、これが名古屋でのラストマッチとなり、7月中に町田へ完全移籍している。

 町田はこのタイミングでハダースフィールド・タウン(イングランド)から中山雄太も獲得。代表クラスの実力者が相次いで加入したということもあってJ1昇格シーズンに優勝するという偉業達成が現実味を帯びたが、リーグ終盤戦で失速。勝ち点の取りこぼしが響き、悲願のリーグ優勝を逃してしまった。

 今季はチームにとっても、相馬にとっても雪辱を果たす勝負のシーズンだ。先日行われた第1節・サンフレッチェ広島戦(1-2)では早速ゴールネットを揺らしている。この調子を維持して、今季は年間を通して町田の攻撃を牽引していってもらいたい。

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