7位:RB大宮アルディージャ
戦力評価:B
2024順位:1位(J3)
監督:長澤徹
J3優勝を果たし、J2に復帰したRB大宮アルディージャは、昇格に伴い各ポジションを強化。ただ、レッドブル傘下となり注目を集める中、補強は比較的控えめだった。
GKはJ3で好セーブを連発した36歳の笠原昂史が務める。34歳のDF濱田水輝も経験を活かしてチームを牽引する。最終ラインはU-20日本代表主将の市原吏音を中心に、昨シーズン主力の浦上仁騎、村上陽介、下口稚葉が残留。新たに横浜FCから加入したガブリエウは、早くも主将を任されるなど、クラブに信頼されている。
ウイングバックは、昨シーズン期限付き移籍で加入していた泉柊椰が完全移籍に。さらに、カターレ富山から安光将作が加わった。J3で圧倒的な個の力を発揮していただけに、J2でも活躍が期待される。
前線のシャドーには、昨シーズンのJ3で10得点7アシストと活躍した元日本代表の杉本健勇が残留した。さらに、横浜FCからブラジル人のカプリーニが加入したことで、ドリブルという新たな武器ができた。
フィジカルの強さとひたむきなプレーが持ち味のファビアン・ゴンサレスはJ2経験も豊富で頼れる存在。さらに、京都サンガF.C.から加入し、背番号10を託された豊川雄太は、2017シーズンのファジアーノ岡山在籍時以来のJ2挑戦となる。エース候補の加入もあり、前線は昨シーズン以上の迫力を備えている。