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GKオビの退場が大きく響く…ヴィッセル神戸は最後まで粘りを見せるも上海申花に4失点の敗戦。【ACLE】

text by 編集部 photo by Getty Images

アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース

オビ・パウエル・オビンナ
【写真:Getty Images】

ヴィッセル神戸は最終節を勝利で飾れず…

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第8節、上海申花とヴィッセル神戸の一戦が18日に行われた。すでに4位以内を確定させ、ノックアウトステージ進出を決めているヴィッセルは、17歳の瀬口大翔や濱﨑健斗らがスタメンに名を連ねた。

 

 開始早々2分に早くも試合が動く。ノックアウトステージ進出に向けて勝利が必要なホームの上海申花は、左からのCKにサウロ・ミネイロが頭で合わせて、先制に成功する。

 1点のビハインドを負ったヴィッセルは、7分に更に厳しい状況に陥る。DFラインの背後へのロングボールに対応しようとしたGKオビ・パウエル・オビンナが勢いよく飛び出したものの、ボールに触れることができず、アンドレ・ルイスを倒してしまう。このプレーでオビは一発退場。80分以上を数的不利な状況で戦うこととなり、瀬口に代わってGK新井章太がピッチに立った。

 その後も、粘り強く戦っていたアウェイチームだったが、前半アディショナルにチャン・シンイチにネットを揺らされ、2点ビハインドで前半を折り返す。

 そして48分にもホームチームに追加点。左からのクロスにアンドレ・ルイスが頭で合わせたシュートはGK新井が防いだが、こぼれ球をサウロ・ミネイロに押し込まれて0-3に。さらに69分には、岩波拓也のハンドで与えてしまったPKをサウロ・ミネイロに決められて、リードを4点に広げられる。

 それでもヴィッセルが意地を見せる。87分、この試合で存在感を放っていた冨永虹七がボックス外中央から見事なミドルシュートを突き刺して、1点を返した。さらに後半アディショナルタイムには、セットプレーから井出遥也にもゴールが生まれ2点差に。

 最後まで粘りを見せたヴィッセルだったが、2-4の敗戦。GKオビの退場が大きく響き、最終戦を白星で飾ることはできなかった。

【得点者】
2分 1-0 サウロ・ミネイロ(上海申花)
45分+3分 2-0 チャン シンイチ(上海申花)
48分 3-0 サウロ・ミネイロ(上海申花)
69分 4-0 サウロ・ミネイロ(上海申花)
87分 1-4 冨永虹七(ヴィッセル神戸)
90分+3分 2-4 井出遥也(ヴィッセル神戸)

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【了】

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