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英紙が高岡伶颯を称賛

　AFC U-20アジアカップ中国2025・グループD第2節、U-20シリア代表対U-20日本代表が17日に行われ、2-2のドローに終わっている。この試合に途中出場を果たした17歳のFW高岡伶颯を英メディア『TribalFootball』が絶賛。3月の加入が内定しているサウサンプトンでの活躍にも期待している。

　初戦のU-20タイ代表戦で3-0の勝利を収めた日本は、10分に失点。24分に大関友翔のボレーシュートが決まって同点に追いつく。しかし、33分にセットプレーから失点してしまい、再びリードを許す展開となってしまう。

　しかし、69分に投入された高岡が日本を救ってみせる。85分、左からのクロスボールを日本は粘って繋げると、石井久継がペナルティエリア左からグラウンダーのパス。これに高岡がダイレクトで合わせて日本が土壇場で同点に追いついた。結局、試合はこのまま終了し、2-2のドロー決着。この結果により、日本はグループ2位で最終節の韓国戦に臨むこととなった。韓国は2連勝ですでに決勝トーナメント進出が決定。日本は韓国に引き分け以上で準々決勝進出が決まる。

　同メディアは「才能のある10代の高岡が日本からサウサンプトンへ行くのに継続的に印象を残している」と題して高岡について言及。同選手は日章学園高校から海外への挑戦が決定しており、今年3月にサウサンプトンと本契約となるが、「日本は大会で無敗を維持し、次のステージ進出に向けて好調を維持。その才能が光っている。サウサンプトンのイヴァン・ユリッチ監督も、シーズン終了後に彼を迎えることを楽しみにしていることだろう」と称賛している。

　才能の片鱗を見せている17歳の怪物FWは、韓国戦でもチームを勝利に導く活躍を果たすことができるか。