サッカーU-20日本代表 最新ニュース
サッカーU-20日本代表はシリアとドロー
サッカーU-20日本代表は17日、AFC U20アジアカップ中国2025のグループリーグ第2戦でU-20シリア代表と対戦し、2-2で引き分けた。この試合で33分にシリアの2点目を決めた10番のアハマド・スーフィが放ったシュートは、GK荒木琉偉も反応できない強烈な一撃だった。
勝てばグループリーグ突破の可能性が高まる日本だったが、10分にスルーパスから抜け出したモハメド・アル・ムスタファに決められて先制を許す。1点を失った日本は24分、ゴール前の混戦から大関友翔が左足ボレーを叩き込んで同点に追いついたが、33分に圧巻のゴールを決められてしまう。
ボックス外右の絶好の位置でフリーキックを与えてしまった日本。キッカーを務めたオーランド・アブディの直接FK弾は、バーに当たり、失点は免れたように思われたが、こぼれ球はアハマド・スーフィの下へ。これをダイレクトで左足で振り抜いた背番号「10」の強烈シュートは、ゴールネットを揺らした。浮いた難しいこぼれ球で小倉幸成もきちんとプレッシャーをかけていたが、痛い失点となった。
見事なゴールを決められた日本だったが、85分に途中出場のFW高岡伶颯がゴールを決めて、なんとか勝ち点1を手にした。グループリーグ突破に向けての大一番となる第3戦の韓国戦は20日、16時から行われる。