17位:ヴァンフォーレ甲府
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【写真:Getty Images】
昨季リーグ戦順位:14位(勝ち点45)
クラブ市場価値:485万ユーロ(約7億7600万円)
最も市場価値の高い選手:鳥海芳樹(50万ユーロ/8000万円)
ランキング17位はヴァンフォーレ甲府となった。2022年の天皇杯王者のクラブ総市場価値は485万ユーロ(約7億7600万円)となっている。
昨季は三浦颯太や長谷川元希など、能力が高く勢いのある若手を多く流出したことも影響したか、リーグ14位と、あまりチーム状況は上向かず。特にホームでは19試合で勝ち点19しか稼ぐことができず、地の利を生かすことが出来なかった。
さらに今季は、昨季リーグ戦14ゴールを記録したアダイウトンや、長年右サイドバックのレギュラーとしてフル稼働していた関口正大がチームを去り、てこ入れが急務となった。
そのため今オフは多くの選手を補強。6シーズンぶりに古巣に戻ってきた小出悠太は今季キャプテンを託されている。
新加入選手の中で特に重要な役割を果たしそうなのが柏好文だ。プロ16年目を迎える37歳は2013年まで甲府に在籍しており、12シーズンぶりのカムバックとなる。山本英臣や河田晃兵ら大ベテランとともに、チームをまとめあげる役割が求められるだろう。
クラブ内で最も市場価値が高い選手は、26歳の鳥海芳樹だ。50万ユーロ(約8000万円)の数字を叩き出した背番号10は、昨季リーグ戦全試合に出場し、チームの中核となるまで成長した。今季も開幕戦から早速ゴールを決めており、昨季以上の活躍が期待される。