13位:水戸ホーリーホック
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【写真:Getty Images】
昨季リーグ戦順位:15位(勝ち点44)
クラブ市場価値:523万ユーロ(約8億3680万円)
最も市場価値の高い選手:安藤瑞季(35万ユーロ/5600万円)
13位には「J2の番人」水戸ホーリーホックが入った。同クラブの総市場価値は、523万ユーロ(約8億3680万円)を記録している。
J2創立時のクラブの中で唯一昇降格を経験せず、J2に留まり続けている水戸だが、昨季は降格の危機に瀕していた。開幕10戦でわずか1勝しかできず、5月に監督が交代する事態に陥っていた。それでもなんとか立ち直り、最終的にはリーグ15位でシーズンを終えた。
巻き返しを図る今季は、2020年、2021年に水戸に在籍していた奥田晃也を獲得。21年にはリーグ37試合6ゴール5アシストの成績をマークしており、今季もチャンスメイカーとしての働きが求められる。
新加入組の中では、津久井匠海も注目だ。昨季はアスルクラロ沼津でリーグ戦全試合に出場し、9ゴール3アシストの好成績を残した。まだ22歳と若く、今後の伸びしろへの期待は大きい。
水戸で最も市場価値が高い選手は、35万ユーロ(約5600万円)を記録する安藤瑞季だ。U-19日本代表経験のある25歳は、2021年から水戸に在籍しており、2023年シーズンにはリーグ戦9ゴールを記録している。昨季は長期離脱もあり同23試合の出場に留まったが、今季は早速開幕戦でゴールを記録し、復活を印象付けている。