フットボールチャンネル

「惨状はさらに悪化」トッテナムに痛恨の敗北を喫したマンU。現地紙は失点を許したオナナと日本代表守護神を比較「深刻な疑問」

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

パルマGK鈴木彩艶

【写真:Getty Images】

鈴木とオナナを比較?

 プレミアリーグ第25節、トッテナム対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間16日に行われた。試合はトッテナムが1-0で勝利している。現地メディア『DailyExpress』は、ユナイテッドが失点を許してしまったシーンと日本代表守護神がスーパーセーブを見せたシーンを比較していた。

 

 試合直前で負傷者が多発し、合計12人が離脱していたユナイテッド。この試合のベンチメンバーには、DFヴィクトル・リンデレを除いて合計8人の10代の選手が名を連ねていた。厳しい台所事情であったため、失点を許した後も積極的な交代策に転じることができず、後半アディショナルタイムにに17歳のFWチド・オビを投入するのみで、ユナイテッドを率いるアモリム監督は試合終了の笛を迎えている。

 同メディアは、「ユナイテッドの惨状はさらに悪化。またしても痛恨の敗北を喫して、考えなければならないことがたくさんあるようだ」と題して、失点シーンについて目を向けていた。

 この試合では、13分にトッテナムMFルーカス・ベリヴァルのシュートをユナイテッドGKアンドレ・オナナが一度はセーブするものの、こぼれ球に反応したMFジェームズ・マディソンのシュートを止めきることができず失点してしまっている。
 
 一方で、過去にユナイテッドが獲得を検討していたと報じられていたサッカー日本代表GK鈴木彩艶は、イタリア・セリエA第25節パルマ対ローマの試合にて、ユナイテッドが失点したシーンと同じような状況で2度のセーブを成功させる活躍を見せていた。

 記事では、「オナナの信頼性については深刻な疑問が残る。移籍してから2年も経たないうちに、失点につながるミスがすでに二桁に達していた。オナナのミスはユナイテッドに移籍しなかったGKザイオン・スズキの魔法のような瞬間によって、さらに浮き彫りになった」と、オナナにとっては1度目のセーブ後のマディソンのシュートは止めるのが難しい状況であったものの、鈴木と同じようなシチュエーションであったことから比較していたようだ。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!