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【写真:Getty Images】
前田の起用法に注目
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメントプレーオフ2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対セルティックの試合が現地時間19日に行われる。セルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然の起用法について、現地メディア『デイリー・メール』が注目していた。
現地時間16日に行われたセルティック対ダンディー・ユナイテッドの試合では、ストライカーのポジションにFWアダム・イダが起用されていた。この試合では、84分にイダがチーム3点目となるゴールを決めている。前田は62分から途中出場していた。
同メディアは、「ドイツで行われるバイエルン対セルティックの試合を前にして、イダは彼が何を提供できるのか正確に知らしめるために、最後にもう一度念を押した」と、大一番のバイエルン戦において、ストライカーのポジションで誰が起用されるのか注目を集めるゴールとなったと指摘。
そして、「どの選手がセンターフォワードとしてプレーするのか、何よりも重要である。監督の大きな決断に注目しよう」と述べた上で、「確かに1stレグではイダは中央のポジションとして役割を与えられた。しかし、彼がDFダヨ・ウパメカノとの肉体的な戦いに勝つ見込みはなく、試合終盤に交代して、前田が左サイドから移動し攻撃をリードすることになったのも驚きではなかった」と、前試合でイダが活躍できずに前田がストライカーのポジションに移っていたことを振り返っている。
また、「前田が主役にならざるを得ない」と言及しつつ、「本当にセルティックが活気づいたのも前田がストライカーに移った時だった。ポジション変更は試合に新たなエネルギーを注入し、彼は相手を激しく追い詰め厄介な存在となっている。この試合では、前田の方がおそらく貢献できるだろう」と、イダよりも前田がストライカーのポジションとして起用された方がチームとして良いパフォーマンスを見せられる可能性があると伝えていた。
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