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【写真：Getty Images】
18歳の逸材FW板村真央がゴール！
オランダ・女子KNVBカップ・ラウンド16、エクセルシオール・ロッテルダム対フェイエノールト・フラウエンが現地時間16日に行われた。試合はアウェイのフェイエノールトが4-2の勝利を収めている。この試合では、フェイエノールトに所属する18歳の逸材FW板村真央が欧州初ゴールを含む2得点で勝利に貢献した。
2024年のU-20女子ワールドカップに飛び級で出場した板村は、2025年1月にJFAアカデミー福島からフェイエノールトに加入。同月25日のAZ戦でデビューを果たし、この試合で4試合連続の途中出場となった。
フェイエノールトは19分と44分に失点し、前半で2点を先行される展開となる。後半頭から板村が途中出場を果たすと、64分に欧州初ゴールを奪う。FKからエラ・ファン・ケルクホーフェンがヘディングでペナルティエリア左へ落とすと、このボールに反応した板村がワントラップからボレーシュート。ボールはゴールに突き刺さり、板村が加入後初得点となった。
75分にケルクホーフェンが同点ゴールを決め、フェイエノールトは同点に追いつく。試合は延長戦に突入すると、109分に板村が勝ち越しゴールを奪う。ペナルティエリア外の右でボールを受けた板村は、切り返しで相手DFをかわしてエリア内に侵入。さらに、キックフェイントでもう1人をかわしてから、左足で絶妙なコントロールショットを放つ。綺麗な軌道を描いたボールがゴール左へ吸い込まれた。
キレキレのドリブルで相手を抜き去り、見事なゴールが決まった。欧州初ゴールで追撃弾を奪い、さらには逆転ゴールまで決めて見せた。また、板村は121分に得意のドリブルでゴール前まで運んで中央にパスを供給。味方のシュートのこぼれ球を最後はキルステン・ファン・デ・ウェスタリングが押し込んで追加点を奪った。試合はこのまま終了し、フェイエノールトが勝利となっている。
