7位：東京ヴェルディ

【写真：Getty Images】

総フォロワー数：405,768人
X：69,768人（28位）
Instagram：336,000人（1位）

　このランキングにおいて最もピーキーな数字を示したのが、東京ヴェルディだ。Xのフォロワー数で28位に落ち着いているが、インスタグラムでは全60クラブがひしめく中で堂々の1位である。

　契機が訪れたのは2022年3月。インドネシアのPSISスマランからプラタマ・アルハンが完全移籍で加入する。スター選手を追って、約2.79億人の人口を抱える国のファンが大量にヴェルディのインスタグラムへ流入した。

　同選手のフォロワーは2025年2月の時点で876.3万。その驚異的な影響力は、プラタマ・アルハンの加入前は3万人程度のフォロワーを抱えていたヴェルディのアカウントを一気に押し上げた。現在の33.6万人で1位なのだが、同選手が在籍していた約2年の間に45万人以上を記録した時期もある。

　プラタマ・アルハンは構想外により今年1月に退団してしまったが、今季は横浜F・マリノスにインドネシア代表DFサンディ・ウォルシュが加入した。クラブの公式インスタグラムを確認すると、同国のファンが送ったメッセージが大量に見られる。

　海外リーグに目を向けることは戦力の補強だけでなく、クラブのインプレッションを高める上でも重要だ。人口の多さとサッカー人気の高さを考えると、インドネシアの存在感は今後も顕著だろう。