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【写真：Getty Images】
J1結果まとめ
明治安田生命J1リーグ開幕節が日本各地で行われた。16日は、FC町田ゼルビアが昨季鎬を削ったサンフレッチェ広島をホームに迎えている。また、昨季J2を制覇してJ1昇格を成し遂げた清水エスパルスは、東京ヴェルディと東京・国立競技場で記念すべき開幕戦を戦った。
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昨季J1初挑戦で3位と躍進した町田は、開幕から昨年最終節まで優勝争いを演じた広島をホームに迎えた。注目の昨季上位対決は、町田にアクシデントが発生してしまう。20分にDF岡村大八、53分にDF菊池流帆がそれぞれ無念の負傷交代でピッチを去っていた。
しかし、アクシデントに見舞われながらも先制したのは町田。ピッチ中央でボールを受けた町田FW相馬勇紀が、相手3人に囲まれながらもドリブルで突破。スライディングタックルもうまくかわすと、そのまま広島エリア内に持ち込み左足を振り抜く。1人で違いを作った相馬のゴールで町田が先制した。
1-0で前半を終えると、後半広島が攻勢に出る。59分には、MFトルガイ・アルスランのゴールで同点に。さらに、77分、今冬の移籍市場で広島に加入したFWジャーメイン良がエリア手前から強烈なミドルを打つと、GKはこれをキャッチできずこぼしてしまう。しかし、FW中村草太がこのこぼれ球に詰めており押し込む。中村のJリーグ初ゴールは、開幕戦での劇的逆転弾となった。試合はそのまま終了し、広島が2-1で町田に勝利している。
今季念願のJ1復帰を果たした清水は、聖地・国立競技場で東京Vと激突した。前半は、昨季J1を戦った東京Vがボールを保持して攻め込む展開が続く。しかし、スコアを動かしたのは清水だった。
40分、清水はDF蓮川壮大から右サイドの背後のスペースへ展開。前後を入れ替わる形となり、東京V守備陣の裏をうまく突いたDF高木践が抜け出すことに成功する。そのまま中央へパスを送ると、フリーになっていた北川が難なく頭で押し込んで先制ゴール。
清水にとっては、降格した22年11月5日のJ1最終節、北海道コンサドーレ札幌戦から834日ぶりとなるJ1でのゴールとなった。
このゴールを守り切った清水は、22年8月27日の京都サンガF.C.戦以来904日ぶりとなるJ1勝利を国立競技場で飾っている。
【試合結果】
FC町田ゼルビア 1-2 サンフレッチェ広島
東京ヴェルディ 0-1 清水エスパルス
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