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【写真：Getty Images】

福田の衝撃ゴール

　明治安田J1リーグ開幕節が、15日に全国各地で行われた。湘南ベルマーレはホームに鹿島アントラーズを迎えている。この試合では、先発出場していた湘南FW福田翔生が、圧巻の個人技から鹿島の守備陣を切り裂き、記念すべき開幕ゴールを決めていた。

　湘南が開幕戦でホームに迎えたのは、鬼木達新監督が就任し新体制となった鹿島だった。ホームチームの湘南は昨季からシステムを変更せず、3-5-2の形で開幕戦に臨んでいる。福田は2トップの一角としてスタメン出場を果たしていた。

　試合開始冒頭から鹿島のパスをカットして、カウンターを狙っていた湘南。前半は両チームともにチャンスを作りつつもスコアをスコアは動かず、後半に突入すると福田が圧巻の個人技から開幕ゴールを奪うことに成功する。

　64分、福田はMF奥野耕平の縦パスをライン間で受けると、鹿島ゴールに向かってドリブルで切り込んだ。対峙した相手DFを細かいタッチであっけなくかわすと、ボックス内に侵入。寄せてきたCB植田直通のプレッシャーを受けたものの、体制を崩しながら放たれたシュートはゴールネットに吸い込まれた。

　まるでアルゼンチン代表のリオネル・メッシのような、細かいタッチからのドリブル突破、そしてシュートと圧巻の個人技による湘南の開幕を告げるゴールだった。その後スコアは動くことなく、福田のゴールで湘南は開幕白星スタートとなっている。