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最強の若手は!? サッカーU-20日本代表、最新市場価値ランキング1〜10位。アジアの頂点を目指す若き逸材たち

シリーズ:U-20日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:道脇豊(みちわき・ゆたか)

道脇豊
【写真:Getty Images】

生年月日:2006年4月5日(18歳)
所属クラブ:ワースラント=ベフェレン(ベルギー)
市場価値:25万ユーロ(約4000万円)
2024/25リーグ成績:17試合3得点0アシスト(ベルギー2部)

 186cmの大型FW、道脇豊が市場価値25万ユーロ(約4000万円)で3位にランクインした。長身を活かした空中戦の強さに加え、サイドに流れてスペースをつくる動きも得意とする。ベルギー2部のワースラント=ベフェレンでプレーする18歳のホープだ。

 ロアッソ熊本の育成組織で育ち、2022年には15歳で2種登録選手としてトップチーム入り。翌年プロ契約を締結し、クラブ史上最年少のプロ選手となった。

 2023年2月にはJ2の栃木SC戦でプロデビューを果たし、この年にリーグ戦18試合に出場。天皇杯のサガン鳥栖戦で2得点を記録するなど、早くからポテンシャルの高さを示した。しかし、シーズン終盤の9月に鎖骨を骨折し、戦線離脱を余儀なくされた。

 2024シーズンはヴァンフォーレ甲府戦で待望のリーグ戦初ゴールを記録したものの、熊本では定位置を確保できず。そこで、7月にベルギー2部のワースラント=ベフェレンに期限付き移籍で加入した。

 移籍直後の第4節ヨンク・ヘンク戦に先発出場すると、得意のヘディングで移籍後初ゴールをマーク。その後はレギュラーとして定着し、リーグ戦3得点を挙げた。12月以降は先発機会がないが、ヨーロッパの舞台で着実に経験を積んでいる。

 市場価値も大きく上昇。2023年2月時点では10万ユーロ(約1400万円)だったが、10月には25万ユーロ(約4000万円)に達した。日本サッカー界では希少な大型CFとして、今後のさらなる成長が期待される。

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