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最強の若手は!? サッカーU-20日本代表、最新市場価値ランキング1〜10位。アジアの頂点を目指す若き逸材たち

シリーズ:U-20日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:中島洋太朗(なかじま・ようたろう)

サンフレッチェ広島所属MF中島洋太朗
【写真:Getty Images】

生年月日:2006年4月22日(18歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
市場価値:12.5万ユーロ(約2000万円)
昨季リーグ成績:12試合0得点0アシスト(J1)

 サンフレッチェ広島の中島洋太朗は、最新の市場価値が12.5万ユーロ(約2000万円)で、U-20日本代表で7位にランクインした。

 広島の育成組織で育った中島は、17歳だった2023年にトップチームとプロ契約を交わすと、2024年3月のガンバ大阪戦でJ1デビューを果たした。以降は下部組織でのプレーを続けながらトップチームにも帯同し、6月末からは継続的に出場機会を得るようになった。シーズンを通してJ1で12試合に出場。18歳にして優勝争いを繰り広げる強豪でプレーした経験は貴重だ。

 中島は、技術力の高い広島の選手の中でも、一際ボールの扱いに長けている。密集の中で正確なコントロールから素早い判断ができ、18歳とは思えないほど成熟なプレーをするボランチだ。

 また、視野が広く、ピッチ全体を見渡しながら正確なロングフィードを送ることができる。そこに相手の意識が向くと、すかさず中央にグラウンダーのスルーパスを差し込む巧みさも備えている。そのポテンシャルは計り知れない。

 この世代で市場価値が高い選手の多くは、トップチームで多くの試合に出ている。そのため、上位にはJ1トップクラブ在籍選手は少ないが、中島はすでに優勝争いをしたチームで戦力として計算されている。市場価値を大きく伸ばす日も、そう遠くはなさそうだ。

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