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最強の若手は!? サッカーU-20日本代表、最新市場価値ランキング1〜10位。アジアの頂点を目指す若き逸材たち

シリーズ:U-20日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:梅木怜(うめき・れい)

梅木怜
【写真:Getty Images】

生年月日:2005年8月25日(19歳)
所属クラブ:FC今治
市場価値:12.5万ユーロ(約2000万円)
昨季リーグ成績:19試合2得点0アシスト(J3)

 梅木怜は、プロ1年目の2024シーズンにJ3で2位となり、J2昇格を果たしたFC今治でリーグ戦19試合に出場し、チームに多大な貢献をした。市場価値は12.5万ユーロ(約2000万円)でU-20日本代表で8位にランクインした。

 梅木は2022年、名門・帝京高等学校の主力としてインターハイで全6試合に出場し、準優勝に貢献した。2024シーズンに今治に加入すると、第10節のヴァンラーレ八戸戦で初めて先発に抜てきされ、以後は主に右サイドバックで起用された。

 負傷離脱した時期もあったが、特にシーズン終盤は大きな仕事をした。第35節のFC琉球戦では左サイドからのクロスにファーサイドで飛び込んでプロ初得点となる逆転弾を決めると、続く第36節のガイナーレ鳥取戦で2戦連続得点を達成。J2昇格を決めた試合で結果を残した。さらに、11・12月度のJ3月間ヤングプレーヤー賞を受賞し、充実のプロ1年目となった。

 身長が171cmと小柄な梅木だが、高さという弱点を補って余りある抜群のスピードが武器。もともとFWだったため技術はハイレベルで、ボールを奪ったあとも安易にクリアせず、自ら運んでいくことができる。

 近年のサッカー界では守備陣にも高い技術が求められており、梅木のようなタイプのサイドバックは多くのクラブが求める人材だ。これから市場価値を急激に高める可能性もあるだろう。

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