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【写真：Getty Images】

Jリーグ開幕戦の結果まとめ

　いよいよ明治安田J1リーグ第1節が日本各地で開催された。昨季リーグ連覇を成し遂げたヴィッセル神戸は、ホームに浦和レッズを迎えている。昇格組の横浜FCは昨年7位のFC東京と、今年J1初挑戦となるファジアーノ岡山は京都サンガF.C.と対戦した。川崎フロンターレは、ホームに名古屋グランパスを迎えている。

　J1開幕前には、AFCチャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）第7節で上海海港と試合し勝利していた神戸。勢い乗った状態で3連覇を目指し始まったシーズンは、昨季13位でリベンジに燃える浦和だった。

前半から浦和がボールを支配して攻め込む時間帯が続いていたものの、神戸も堅い守りを見せてゴールを割らせない。今冬の移籍市場で浦和に加わった新戦力のマテウス・サヴィオが豪快なボレーシュートを放つなど決定機もあったが、得点までには至らなかった。

　後半も一進一退の展開が続くと、83分にとうとう浦和がゴールネットを揺らすことに成功する。しかし、VARでゴールを取り消されてしまい、試合はそのまま終了。強豪チームの激突は0-0ドローに終わった。

　昇格プレーオフを制して、クラブ史上初のJ1昇格を果たした岡山は京都と激突。ホームサポーターの後押しを受けて、スコアを動かしたのは昇格したばかりの岡山だった。23分にコーナーキックのチャンスを迎えると、ゴール前に送られたボールにDF田上大地がうまく合わせることに成功。ダイレクトボレーがネットを揺らし、歴史に残るクラブJ1初ゴールを決めた。その後36分にも1点を追加した岡山、2-0で京都に勝利している。

　名古屋をホームに迎えた川崎は、試合開始早々にアクシデント発生。名古屋の徳元悠平と試合序盤に接触して転倒していた川崎DF佐々木旭が、16分に足を引きずる姿を見せて倒れ込んでしまう。その後、スタッフの手を借りながらピッチを後にした。

　嫌な雰囲気が流れてもおかしくなかったが、58分にDF高井幸大がフリーキックからの流れでゴールを決めて払拭する。すると勢いに乗った川崎は、後半だけで4得点を奪うゴールショーを展開。名古屋を4-0で粉砕して、景気の良いリーグ戦スタートを切った。

　湘南ベルマーレは、鬼木達新監督率いる鹿島アントラーズと激突。序盤から両チームともに決定機を作る互角の展開だったが、ゴールを決めきれずスコアレスで折り返す。

　すると64分に湘南が先制に成功した。湘南FW福田翔生がドリブルで鹿島DFをかわしてエリア内に侵入すると、そのまま左足一閃。シーズン開幕の狼煙を上げる記念すべき初得点を決めた。試合はそのまま終了し、1-0で湘南が勝利している。

　横浜F・マリノスはアルビレックス新潟と対戦し、1-1ドローで開幕戦を終えている。アビスパ福岡と柏レイソルの試合は、1-0で柏が勝利。昇格組の横浜FCはFC東京と対戦し、FC東京が1-0で勝利している。

【試合結果】
ヴィッセル神戸 0-0 浦和レッズ
ファジアーノ岡山 2-0 京都サンガF.C.
川崎フロンターレ 4-0 名古屋グランパス
湘南ベルマーレ 1-0 鹿島アントラーズ
横浜F・マリノス 1-1 アルビレックス新潟
アビスパ福岡 0-1 柏レイソル
横浜FC 0-1 FC東京

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