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ジュビロ磐田が開幕白星発進

　2025明治安田J2リーグ第1節の6試合が15日に各地で行われた。14日金曜日開催のガンバ大阪対セレッソ大阪で開幕した今季のJリーグ。J1からの降格となったジュビロ磐田が開幕戦で勝利を収めている。今回は15日14:00キックオフで行われたJ2の開幕戦の試合結果をまとめた。

　J1から降格となったジュビロ磐田は、ホームで水戸ホーリーホックと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、52分に均衡が破れる。右サイドを抜け出したジョルディ・クルークスがグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドで倍井謙が合わせてゴールネットを揺らした。続く65分、マテウス・ペイショットがペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これをペイショット自らが決めて磐田が追加点を奪った。

　さらに77分、磐田が追加点を奪うが、79分に安藤瑞季のゴールで水戸が1点を返す。後半アディショナルタイム（AT）5分にセットプレーから水戸が追加点を奪うが、試合はこのまま終了し、磐田が白星発進となった。

　14年ぶりのJ2となったサガン鳥栖はホームでベガルタ仙台を迎えた。38分、クロスボールに対しての折り返しを荒木駿太がダイレクトで合わせるが、クロスバーに直撃。仙台はビッグチャンスを活かすことができなかった。44分にはFKからヴィキンタス・スリヴカが頭で合わせて鳥栖が決定機を迎えるが、ボールはわずか右へ外れた。均衡が敗れたのは71分だった。真瀬拓海の右サイドからのクロスに郷家友太がヘディングで合わせて仙台が先制する。結局これが決勝点となり、仙台が開幕戦を制した。

　昨季圧倒的強さでJ3リーグを制し、1年での昇格を決めたRB大宮アルディージャは、モンテディオ山形と対戦。元リバプール指揮官ユルゲン・クロップ氏が観戦に訪れた試合では、52分に濱田水輝が決めて先制に成功する。しかし、土居聖真のゴールが66分に決まって、山形が同点に追いつく。すると、ドラマは後半ATに待っていた。左CKのこぼれ球を藤井一志が押し込んで土壇場で勝ち越しとなり、劇的勝利となった。

　15日に行われたJ2第1節の試合結果は以下の通り。

甲府 1-0 山口
大宮 2-1 山形
磐田 3-2 水戸
鳥栖 0-1 仙台
藤枝 0-2 徳島
いわき 0-2 千葉