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Jリーグ 21時間前

絶対に化ける!? J2、20歳以下の大ブレイク候補6人。見ておいて損はない!? 注目の超逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:梅木怜(うめき・れい)

梅木怜
【写真:Getty Images】

生年月日:2005年8月25日(19歳)
所属クラブ:FC今治
昨季J2リーグ成績:なし

 
 帝京高校出身の梅木怜は、高校2年時にFWからセンターバック(CB)へとポジションを変更し、その才能が一気に開花。全国高校サッカー選手権大会の本戦出場は叶わなかったものの、2022年のインターハイでは準優勝に貢献する活躍を見せた。

 その長所は対人守備にある。身長171cmと小柄ながら、足の速さを活かした鋭い出足で相手からボールを絡め取り、ピンチを防ぐことができる。1対1の場面でも、相手を自分の間合いに取り込み、自由を与えない。これらの長所を活かすためU-18代表では右サイドバック(SB)として起用され、プロデビュー後もSBを主戦場としている。

 高校卒業後、梅木は同校の横山夢樹と共にFC今治へと正式加入。同年代の選手の多くが出場機会を十分に与えられない中、確かな爪痕も残している。昨年11月には2試合連続ゴールも記録し、同月のJ3リーグ月間ヤングプレーヤー賞を受賞した。

 そして、同選手は昨季の1年間でウイングバック(WB)という新境地を開拓している。

 高校時代も大胆なドリブルで持ち上がることが多かったが、3バックを採用する今治で右WBとして起用されるようになると、その積極性がさらに輝いた。ボックス内への飛び出しも見られ、攻守において存在感のある選手へと成長した印象だ。

 初めてのJ2の舞台で、その実力がどこまで通用するのか。今季のJ2は、成長著しい梅木から目が離せない。

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