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Jリーグ 21時間前

絶対に化ける!? J2、20歳以下の大ブレイク候補6人。見ておいて損はない!? 注目の超逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:神代慶人(くましろ・けいと)

神代慶人
【写真:Getty Images】

生年月日:2007年10月25日(17歳)
所属クラブ:ロアッソ熊本
昨季J2リーグ戦成績:19試合5ゴール0アシスト

 
 ロアッソ熊本でプレーする神代慶人は、ブレイク間近の選手である。

 現在17歳の神代は熊本のアカデミー出身。高校1年生だった2023年12月にプロ契約を結び、昨季プロサッカー選手の仲間入りを果たした。

 デビューシーズンはリーグ戦19試合に出場。昨年3月に行われた第7節・ジェフユナイテッド千葉戦でプロ初ゴールを記録し、J2の最年少得点記録を16歳5カ月5日に塗り替えている。

 特筆すべきは、その決定力の高さである。試合の随所でポジショニングの良さが見え、苦しい体勢からシュートまで強引にもっていけるだけのパワーがある。

 昨季リーグ戦で神代に与えられたプレータイムはわずか299分だったが、限られたチャンスのなかで5ゴールをマーク(そのうち3点はPK)。プレッシャーのかかる場面で見せる落ち着きぶりは、とてもじゃないが10代の選手とは思えない。

 利き足は右だが左足のキック精度も高いため、今後さらに成長すれば相手DFにとってこの上なく厄介な存在になるだろう。熊本の生え抜き選手としては、一学年上にベルギーでプレーしている道脇豊がいるが、神代も彼に負けず劣らずの才能を秘めている。先輩に続いてやがては欧州に羽ばたいてほしいものだ。

 気がかりなのは、昨年9月に負った右膝外側半月板損傷の影響だ。クラブからの公式発表では加療期間が9月末の手術日から約5か月となっているが、まずは焦らず完治させてほしい。

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