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明治安田J2リーグの2025シーズンがいよいよ開幕する。シーズンを通したリーグ戦の楽しみ方の一つに若手選手の成長があるだろう。今季のJ2ではどのタレントに注目するべきなのか。今回はブレイクが期待される若き才能たちを紹介する。
※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』とJリーグ公式記録を参照。20歳以下の選手を対象とする。情報はすべて2月14日時点。
MF:亀田歩夢(かめだ・あゆむ)
生年月日:2006年12月19日(18歳)
所属クラブ:カターレ富山
昨季J2リーグ戦成績:なし
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昨季のJ3リーグを3位で終えたカターレ富山は、高校サッカーをにぎわせた男とともに今季からJ2で戦う。
現在18歳の亀田歩夢は、流通経済大学付属柏高校を経て富山に加入した。流経大柏では左サイドを切り裂くアタッカーとして活躍。特に今冬の第103回全国高校サッカー選手権大会で見せた圧巻のパフォーマンスが印象的だ。
亀田は前橋育英高校との決勝で先制ゴールを奪取。目の前にこぼれてきたボールを右足で上手くコントロールすると、そのまま相手選手をかわしてボールをゴールに流し込んだ。
試合はPK戦にまでもつれ、チームは準優勝となってしまったが、彼のポテンシャルの大きさを示すには十分だったと言えるのではないか。
その強みは、緩急を活かしたドリブルにある。フットサルのプレー経験を活かし、狭いエリアでも細かいステップで相手の逆を突き、一気に相手を振りきってしまう。サイドから切り込んでゴール前に侵入するプレーは十八番だ。
新天地の富山で迎える今季、亀田はクラブの公式サイトを通して目標を「リーグ戦二桁得点」と発表している。ルーキーイヤーに掲げる目標としてはかなり高く、彼の強い覚悟がにじんでいる。
持ち味であるドリブルでの打開がプロの舞台でどこまで通用するのか、という部分が今季のJ2観戦で楽しみなポイントの1つだ。亀田の足元にボールが来たら、その仕掛けには要注目である。