セレッソ大阪の予想スタメン
明治安田J1リーグは14日に開幕する。記念すべき開幕戦では、ガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦する。いきなりの「大阪ダービー」となったシーズンの幕開けにおいて、両チームはどのようなスタメンで臨むのだろうか。次に、G大阪のホームに乗り込むC大阪のスタメンを予想していく。
敵地に乗り込むセレッソ大阪は、小菊昭雄前監督の時代を含めてここ数年のリーグ戦においては11試合8勝2分1敗と大阪ダービーで大きく勝ち越している。もっとも、昨年12月に就任したアーサー・パパス新監督体制で迎える初めての試合であり、指揮官の掲げる攻撃的なスタイルの浸透はまだまだ発展途上の段階だろう。
昨季のセレッソは合計43得点を記録していたが、これはリーグで3番目に少ない数字だった。また、21ゴールで得点ランキング2位につけていたFWレオ・セアラも、今冬の移籍市場で鹿島アントラーズへ移籍している。
一方のガンバは、昨季リーグ2番目に少ない35失点でシーズンを終えていることが示すように、堅守が強みの一つでもある。新監督の攻撃的なスタイルがどれだけセレッソに浸透しているか、そして失点数が昨季リーグで2番目に少なかった宿敵に対して、新しいスタイルがどれほど機能するか今季の試金石となる一戦になりそうだ。
レオ・セアラは移籍してしまったものの、FWチアゴ・アンドラーデ、FWラファエル・ハットンなどブラジル人アタッカーは獲得している。また、昨季J2で40試合15ゴール5アシストを記録して、レンタル先のベガルタ仙台から堂々と大阪に帰還したFW中島元彦にも期待したいところだろう。
チームの支柱であるMF香川真司、昨季J1アシスト王のルーカス・フェルナンデスなどを中心に、既存戦力と新戦力が融合し、パパス新監督が追い求める新スタイルのサッカーをどれだけ見せることができるか注目だ。
スタメンは以下を予想した。GKはキム・ジンヒョン、4バックはDF奥田勇斗、進藤亮佑、畠中槙之輔、舩木翔だ。ダブルボランチはMF喜田陽と田中駿汰。
2列目はルーカス・フェルナンデス、北野颯太、柴山昌也、ワントップは中島が濃厚だ。