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アーセナル、ニコ・ウィリアムズ争奪戦で一歩リードか
アスレティック・ビルバオに所属する22歳のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズを巡る争奪戦において、アーセナルが最有力候補に躍り出たようだ。同選手はプレミアリーグでプレーすることに興味を示していると、スペインメディア『フィカジェス』が報じている。
ウィリアムズはビルバオの下部組織で育ち、2021年にトップチームへ昇格。初年度の出場機会は少なかったものの、2年目から主力に定着した。今季は背番号10を身に付け、公式戦30試合で4得点5アシストを記録している。クラブ通算では152試合で24ゴールと31アシストをマークしていた。この若き才能に対し、レアル・マドリード、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、アーセナル、マンチェスター・シティ、リバプール、バイエルン・ミュンヘンなどが興味を示している。
特に攻撃陣に怪我人が相次いでいるアーセナルは、夏の移籍市場で攻撃陣の補強を考えており、ライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコやニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクにも関心を示していた。そのうちの一人であるウィリアムズは、ビルバオとの契約を2027年6月まで残しているが、同メディアによると「彼の決断は下されたようだ。サン・マメスに留まらないだろう。エルネスト・バルベルデ監督には、すでに退団の意向を伝えられており、クラブは信頼できる後釜を探さざるを得ない」という。
続けて「将来の選択肢の中で、アーセナルが最も可能性の高い行き先であるようだ。ミケル・アルテタ監督はウィリアムズの獲得に固執しており、同選手はプレミアリーグで運を試すことを好意的に考えている。今後の移籍期間は、彼の次のキャリアを決める上で非常に重要になるだろう」と報じた。なお、ウィリアムズには5800万ユーロ(約92億8000万円)の契約解除金が設定されている。
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