フットボールチャンネル

Jリーグ 1週間前

やっぱり日本が好き!? Jリーグ→海外→Jリーグに戻ってきた外国人選手10人。日本サッカー界に貢献した助っ人たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:レアンドロ(ブラジル)

レアンドロ
【写真:Getty Images】

Jリーグ初挑戦:2005年(大宮アルディージャ)
Jリーグ復帰:2012年(ガンバ大阪)、2014年(柏レイソル)
Jリーグ通算成績:284試合131ゴール25アシスト

 Jリーグ通算284試合に出場し、積み上げた記録は131ゴール25アシスト。ブラジル人ストライカーのレアンドロは、日本サッカー界に偉大な足跡を残した名プレーヤーだった。

 日本での長い旅路は、2005年7月に当時J1リーグ所属の大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)へ加入したことで幕を開けた。翌2006年に移籍したモンテディオ山形では、1シーズンで23得点と爆発的な得点能力を発揮。J2得点ランキング3位に食い込んだ。

 第1次ヴィッセル神戸時代、および第1次ガンバ大阪時代も、レアンドロはゴールを量産。特にG大阪では公式戦9試合連続得点という離れ業をやってのけた。2009シーズン途中には、750万ユーロ(約12億円)もの移籍金でアル・サッド(カタール)へと完全移籍。Jリーグで名を挙げたゴールハンターは、大金を置き土産に海を渡っていった。

 2012年7月、レアンドロは再びJリーグに舞い戻ってくる。G大阪に期限付き移籍して約3年ぶりとなる復帰を果たすと、J1の2シーズンで27得点を決めて健在ぶりをアピールした。カタール帰りのレアンドロはさらにゴール前での凄みを増しており、第2次神戸時代の2016シーズンにはJ1リーグ1st・2ndステージで31試合に出場して19得点をマーク。当時サンフレッチェ広島にいたピーター・ウタカと並んで自身初の得点王に輝いた。

 抜群のスピードと足元の技術の高さを活かしてゴールネットを揺らし続けた稀代の点取り屋は、2020年11月20日に現役を引退。旅路の終着地点は東京ヴェルディだった。Jリーグ復帰後も好プレーを見せた外国人選手は数多く存在するが、この男ほど圧倒的な成績を収めた選手はそういない。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!