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Jリーグ 1週間前

やっぱり日本が好き!? Jリーグ→海外→Jリーグに戻ってきた外国人選手10人。日本サッカー界に貢献した助っ人たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:レアンドロ・ドミンゲス(ブラジル)

レアンドロ・ドミンゲス
【写真:Getty Images】

生年月日:1983年8月24日
Jリーグ初挑戦:2010年(柏レイソル)
Jリーグ復帰:2017年(横浜FC)
Jリーグ通算成績:219試合62ゴール76アシスト

 これまで、Jリーグでは多くのブラジル人選手がプレーしてきた。“魔術師”の異名を取ったレアンドロ・ドミンゲスもその1人であり、独創的なプレーでファンを魅了。所属クラブのタイトル獲得や上位カテゴリー昇格を演出し、今もなおJリーグ史に残る存在として人々に認知されている。

 2010年1月、レアンドロ・ドミンゲスは当時J2リーグ所属の柏レイソルに加入。ネルシーニョ監督が獲得を熱望した男は、移籍直後から圧倒的なプレーで対戦相手を蹂躙した。「J2にいること自体が反則」といった声が聞かれるほどのパフォーマンスで、柏をJ2優勝と1年でのJ1復帰に導いた。

 翌2011シーズン、レアンドロ・ドミンゲスはJ1リーグでも猛威を振るう。30試合15得点7アシストをマークすると、チームをJリーグ史上初となる昇格1年目でのJ1優勝に押し上げると共に、自身も同シーズンのJリーグ最優秀選手賞を受賞した。

 だが、その後に加入した名古屋グランパスでは負傷の影響で出場機会が減少。2015シーズン終了後に契約満了で退団すると、母国ブラジルでのプレーを選択した。

 ここで日本とのつながりは断ち切られたかに思えたが、2017年7月には横浜FCへ加入。2019シーズンはJ2リーグで33試合6得点10アシストを記録してチームのJ1昇格に一役買い、年齢や負傷歴から来る限界説を一蹴した。

 横浜FC退団後にブラジルへ帰国した“魔術師”は、2022年からガンによる闘病生活を余儀なくされていたが、2024年6月にヴィトーリア専門メディア『Ecv Gols』のインタビューでは「僕は元気だ」とコメント。順調な回復をアピールし、日本のファンを安心させた。

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