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Jリーグ 1週間前

やっぱり日本が好き!? Jリーグ→海外→Jリーグに戻ってきた外国人選手10人。日本サッカー界に貢献した助っ人たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:マルキーニョス(ブラジル)

マルキーニョス
【写真:Getty Images】

生年月日:1976年3月23日
Jリーグ初挑戦:2001年(東京ヴェルディ)
Jリーグ復帰:2012年(横浜F・マリノス)
Jリーグ通算成績:333試合152ゴール24アシスト

 Jリーグ史に残る外国人選手を語る際「どのクラブに在籍していた時がベストだったか」という問いが生まれることがある。ただ、稀代のストライカーとして鳴らしたマルキーニョスほど、ベストシーズンを絞るのが難しい選手はそういない。

 2001年8月に東京ヴェルディへとやって来た時から、マルキーニョスのチームへの貢献度は際立っていた。当時の東京VはJ2降格の危機に瀕していたものの、マルキーニョスはJ1リーグ2ndステージの14試合で8得点を挙げてJ1残留に導いた。

 その後も、横浜F・マリノスではJ1制覇、清水エスパルスではJ1残留に貢献するなど、ブラジル人アタッカーは行く先々で結果を出している。

 そして、多くのファンが「ベストだった」と感じるのは、2007年から4シーズン在籍した鹿島アントラーズ時代かもしれない。公式戦通算167試合で82得点を積み重ねると、J1優勝3回をはじめ数々のタイトル獲得の原動力となった。

 2011シーズンにはベガルタ仙台へ完全移籍するも、東日本大震災による精神的ショックを理由にわずか3カ月ほどで退団。母国ブラジルのアトレチコ・ミネイロに移籍して日本を離れた。

 2012年1月、マルキーニョスは古巣の横浜FMに加入してJリーグ復帰。ゴールへの鋭い嗅覚は相変わらずで、2年連続でリーグ戦2桁得点をマークした。2014年に移籍したヴィッセル神戸時代は三浦知良の記録を抜くJ1通算得点歴代2位(当時)にランクイン。日本復帰後も所属クラブを問わず得点を奪う“ゴールマシーン”ぶりを見せつけたあたりが、Jリーグを代表する点取り屋として多くのファンに記憶される所以である。

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【了】
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