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Jリーグ 1週間前

やっぱり日本が好き!? Jリーグ→海外→Jリーグに戻ってきた外国人選手10人。日本サッカー界に貢献した助っ人たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田Jリーグの2025シーズンが、いよいよ幕を開ける。今オフも多くの外国人選手がJクラブに到来。初のJリーグ挑戦に臨む選手がいる一方で、Jリーグから海外リーグに移籍した選手が日本復帰を果たすケースもある。今回は、海外移籍を経てJリーグに復帰した10人の外国人選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。海外クラブからのレンタルバックは含まない

DF:ドゥトラ(ブラジル)

ドゥトラ
【写真:Getty Images】

Jリーグ初挑戦:2001年(横浜F・マリノス)
Jリーグ復帰:2012年(横浜F・マリノス)
Jリーグ通算成績:213試合9ゴール4アシスト

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 2000年代前半の横浜F・マリノスは、伝統の堅守速攻に磨きをかけてタイトルを獲得し、Jリーグの盟主に君臨していた。中村俊輔や久保竜彦、中澤佑二、松田直樹といった錚々たるメンバーがクラブの黄金期を体現したが、2001年7月にチームへと加わったドゥトラもクラブ史に名を刻んだ1人だ。

 スポルチ・レシフェ(ブラジル)からやって来たドゥトラは、加入直後からセバスティアン・ラザロニ監督の期待に応えてみせる。当時の横浜FMはJ1残留争いに苦しんでいたものの、豊富な運動量を武器に左サイドバック(SB)の主力として活躍。J2降格の危機を救った。

 2003および2004シーズンはリーグ制覇に大きく貢献。岡田武史監督から絶大な信頼を寄せられ、替えの効かない存在であり続けた。なお、ドゥトラは両シーズンでJリーグベストイレブンに選出されている。

 2006シーズン終了時には事実上の戦力外通告を受け、横浜FMを退団。その後は母国ブラジルでプレーしていたが、2012年3月に約5年ぶりとなる横浜FM復帰を果たした。

 キャリアの晩年に差し掛かるなかでもドゥトラの“鉄人”ぶりは相変わらずで、再加入初年度はJ1リーグ29試合に出場。2013シーズンも33試合でピッチに立つと、2014年7月27日のJ1第17節・名古屋グランパス戦でのフル出場を最後に引退した。

 ドゥトラのJリーグ初挑戦は半年間の期限付き移籍で幕を開けている。そこから通算8年近くも日本でプレーすることになるとは本人も思ってもみなかっただろう。身長169cmの小柄なSBがサイドを駆け上がる姿は、今もマリノスファンの脳裏に焼き付いているはずだ。

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