サッカーU-20日本代表　最新ニュース

【写真：Getty Images】

船越監督

　サッカーU20日本代表は12日に開催された、AFC U-20アジアカップ中国2025（U-20アジア杯）に参戦する。グループDとなった日本は、韓国、シリア、タイと対戦する。米メディア『Radio Free Asia』は、日本と韓国が同組となったU-20アジア杯の展望について言及していた。

　同メディアは、まずB組について触れており、「イラク、ヨルダン、サウジアラビア、北朝鮮。客観的な戦力はサウジとイラクが1位争いをするように見える。ヨルダンと北朝鮮が劣るように見えるが、この年代では北朝鮮もそこまで弱くない」と、拮抗した組であることを指摘している。

　そして、「U-20アジア杯は北朝鮮が属するB組、そして韓国と日本が同組になったD組が死の組という評価だ」と述べた上で、グループDについて次のように述べていた。

「日本、韓国、シリア、タイのD組は、北朝鮮が属するB組とともに死の組と評価できるだろう。日本と韓国は言うまでもない。さらに、中東のシリアと東南アジアの強豪タイまで組み分けられた形だ。これらすべての国が別の組に入った場合、十分に8強進出が可能なレベルの戦力を備えたチームである。日本と韓国が1、2位をめぐって争うという評価が最も優勢だがどの国が8強に進んでもおかしくはない」

　また、死の組が抱えるもう1つの問題についても触れており、「グループCの強豪ウズベキスタンの存在だ。2位通過すると、1位通過が予想されるウズベキスタンと激突する。この場合、U-20W杯本戦に進出するのが難しくなる（ベスト4進出の国が本戦出場権を得るため）」と、グループDは予選だけではなく、決勝トーナメント進出を決めても組み合わせ上非常に厳しい戦いが続くと指摘していた。

　日本は、14日に第1節U-20タイ代表、17日に第2節U-20シリア代表、そして20日の最終節にU-20韓国代表と対戦する予定だ。