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「進歩を象徴する選手だった」アーセナルDF冨安健洋、再手術の可能性に現地は「再びユニフォームを着る姿を見れるのか?」

text by 編集部 photo by Getty Images

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冨安健洋

【写真:Getty Images】

冨安の手術に現地は?

 プレミアリーグ・アーセナルに所属するサッカー日本代表DF冨安健洋は、度重なる怪我の問題の影響で2度目の膝の手術を検討していると現地が報じていた。英メディア『PAIN IN THE AESENAL』は、再び負傷の影響で戦線復帰が遠のいた冨安について言及している。

 

 冨安は昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で84分に途中出場を果たし、6分間だけプレーしていた。しかし、膝の怪我が再発したことで再び離脱している。英紙『デイリー・メール』は、冨安が再び冨安が膝の手術を行う可能性があると報じている。

 この報道を受けて『PAININTHEAESENAL』は、「冨安が再びアーセナルのユニフォームを着る姿を見れるのだろうか」と題して、日本代表DFについて次のように言及していた。

「冨安はかつて、ミケル・アルテタ監督のもとでアーセナルの進歩を象徴する選手だった。トッテナムは冨安を誘っていたが、移籍市場終盤にクラブが急襲し彼を獲得した。ノースロンドンですぐに冨安は人気者となり、新たな頑丈さ、信頼性、一貫性を提供した。プロジェクトの過去に段階においては、冨安はアルテタがディフェンダーに求めていたすべての要素を備えていたが、前述の特徴はその後、彼が健康を維持できないことで損なわれてしまった」

 そして、「冨安は4シーズン足らずの間にアーセナルと日本代表で81試合を欠場している」と前置きし、「2年目は膝の手術で終わり、昨年はふくらはぎを何度も痛めていた。回復したのは10月のサウサンプトン戦だが、それ以降は見られていない。彼が私たちの空想の産物ではなかったと本当に確信できるだろうか」と、近年は怪我の影響でほとんど試合に出れていない問題について強調していた。

 また、「膝の手術は長年の懸案を解決するための最善策と考えなければいけないが、アーセナルのプロジェクトがかつては守備の進歩の代名詞だった冨安を(現在も)必要とするかどうか疑問視する声も多いだろう」と、負傷離脱を繰り返す冨安の復帰を待つべきかどうか、疑問を呈している。

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