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冨安健洋、長期離脱の間に序列低下か
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、度重なる怪我の問題を解決するために2度目の膝の手術を検討している。手術を実施した場合は長期離脱を避けられず、今季絶望もあり得るだろう。ますます冨安の去就が不透明になっていると、英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』が報じている。
冨安は昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で84分に途中出場を果たし、6分間だけプレーしていた。しかし、膝の怪我が再発したことで再び離脱している。その間に18歳のU-19イングランド代表MFマイルズ・ルイス=スケリーが中盤から左サイドバックにコンバートされ、この起用が的中したことで、今やマイルズ・ルイス=スケリーが左サイドバックの主力となった。
それを踏まえ、同メディアは「どんな手術でも、このディフェンダーは長期間(おそらくシーズンの残り)欠場することになるだろうし、将来についても保証はない。マイルズ・ルイス=スケリーが左サイドバックの正真正銘のスターとして台頭してきたため、冨安は序列で順位を落とした」と報じ、今すぐ冨安が戦列復帰を果たしても先発起用される可能性は低いと見ている。
その一方で、同メディアは「アーセナルは今夏に冨安の売却に動くかもしれないが、まずはキーラン・ティアニー(セルティックに復帰)とオレクサンドル・ジンチェンコが放出されるだろう」とも伝え、冨安が移籍する可能性も低いと見た。続けて「膝の手術は長年の問題を解決するための最善策だが、アーセナルのプロジェクトが冨安の存在を超えてしまったのかどうか疑問を抱く声もある。かつてはアーセナルの守備を支える象徴的な存在だった冨安の立場は、今や不透明だ」と報じ、将来が見えない状況になっているとの見解を示した。
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