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エバートン対リバプール、ダービーは後味の悪い終わり方に…
プレミアリーグ第15節、エバートン対リバプールの試合が現地時間12日に行われ、試合は2-2の引き分けに終わった。試合終了後に乱闘が発生し合計4人が退場したが、リバプールのイングランド代表MFカーティス・ジョーンズの退場処分は少々厳しすぎると、英紙『エンパイア・オブ・ザ・コップ』が報じている。
リバプールを率いるアルネ・スロット監督は、ルイス・ディアスやモハメド・サラー、コーディ・ガクポなどを先発起用。11分にエバートンのベトに先制点を決められたが、16分にリバプールのアレクシス・マック・アリスターがゴールを決めて同点に追いつく。さらに、72分にはサラーも得点し逆転に成功。このままリバプールが逃げ切るかに思われたが、後半アディショナルタイムにエバートンのジェームス・ターコウスキーにゴールを許し、土壇場で相手に追いつかれた。そのまま試合は終了し、2-2の引き分けに終わっている。なお、リバプールの日本代表MF遠藤航はベンチ入りしたが出場はなかった。
問題が発生したのは試合終了のホイッスルが吹かれた後、ジョーンズとエバートンのアブドゥライェ・ドゥクレが衝突。複数人が絡む小競り合いが勃発し、ジョーンズとドゥクレにレッドカードが提示された。さらに、ジョーンズに対する判定に異議を唱えたスロット監督とアシスタントコーチのシプケ・フルショフ氏も退場処分を受けている。事の発端は、ドゥクレがリバプールファンの前で喜びを爆発させたことにあり、同メディアは「退場は正当化できるものの、24歳のジョーンズが事実上3人のブルーズの選手に組み伏せられていたことを考えると、やや厳しすぎる判定にも思える。もし、マイケル・オリヴァー主審の目的が、タイトル争いにおいて中立的な立場を示すことだったのなら、彼は完全に失敗したと言わざるを得ない」と、主審の判定を指摘している。
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