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偉大な父を超えられる!? 世界注目の2世選手10人。ブレイク中の選手、デビュー前の超逸材も

シリーズ:2世選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:フィリップ・スタンコビッチ(U-21セルビア代表)

フィリップ・スタンコビッチ
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年2月25日
所属クラブ:ヴェネツィア(イタリア)※インテルからのローン
父親:デヤン・スタンコビッチ

 インテルで2000年代後半の黄金期を支えたデヤン・スタンコビッチの息子であるフィリップ・スタンコビッチは、父と同じくネラッズーリ(インテルの愛称)のユニフォームを着て育った。

 中盤の名プレイヤーとして名を馳せた父とは違い、GKを務めるフィリップ・スタンコビッチはオランダのフォレンダムやセリエBのサンプドリアへの武者修行を経て、昨夏にヴェネツィアへとローン移籍。自身初のセリエAでのプレーとなった中で、16試合で23失点と好成績を収めている。

 パルマの鈴木彩艶と共にセリエA屈指の若手GKとして評価を高めていたが、2月1日に行われたウディネーゼ戦で左膝蓋腱の部分断裂の大怪我を負ってしまい、長期離脱が決定した。

 なお、19歳の弟アレクサンダル・スタンコビッチは年代別代表やインテルのプリマヴェーラで主将を務めた経験があり、今季はスイスのルツェルンへとローン移籍している。両者ともにインテルのトップチームでのプレー経験はないが、近い将来にもデビューする可能性がある。

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