フットボールチャンネル

フォーカス 1週間前

偉大な父を超えられる!? 世界注目の2世選手10人。ブレイク中の選手、デビュー前の超逸材も

シリーズ:2世選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アンドリ・グジョンセン(アイスランド代表)

アンドリ・グジョンセン
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年1月29日
所属クラブ:ヘント(ベルギー)
父親:エイドゥル・グジョンセン

 アンドリ・グジョンセンは生粋のストライカー家系で育った。祖父は1980年代にベルギーリーグで得点王に輝いたアルノー・グジョンセン、父はチェルシーやバルセロナで活躍したエイドゥル・グジョンセンで、3世代続けてアイスランド代表の最前線を任されている。

 バルセロナとレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)で育ったアンドリ・グジョンセンは、スウェーデンのノルヒェーピングでシニアデビューを飾った。次に所属したデンマークのリンビーで33試合15得点とゴールを量産すると、昨夏にベルギーの強豪ヘントに引き抜かれている。

 身長188cmある典型的なボックスストライカーで、周りの選手を活かすポストプレーにも長けている。ヘントでは不動のレギュラーの座を掴み切れていないが、先月23歳になったばかりと伸びしろ十分だ。アイスランド代表ではすでに30試合で8ゴールとハイペースで得点を重ねている。

 なお、18歳の弟ダニエル・グジョンセンも同じくストライカーで、2024年後半からマルメのトップチームに定着。カップ戦では途中出場からハットトリックを達成するなど、こちらもスターの片鱗を見せつけている。将来的には兄弟で代表のストライカーのポジションを争うことになるかもしれない。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!