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優れた才能を持った若きサッカー選手の中には、レジェンドプレーヤーを父親に持つ選手が稀にいる。父親を彷彿とさせる選手もいれば、父親とは全く異なるポジションを主戦場にしている選手もいるなど、その特徴は様々だ。今回はサッカー界に名を残した偉大な父を持つ2世選手を紹介する。(情報は2月12日時点の『transfermarkt』を参照)
FW:ルベン・ファン・ボメル(U-21オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2004年8月3日
所属クラブ:AZ
父親:マルク・ファン・ボメル
ルベン・ファン・ボメルは、父は元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメル、母方の祖父が元オランダ代表監督ベルト・ファン・マルヴァイクという生粋のフットボーラー家系で育った。
ルベンはバルセロナやバイエルン・ミュンヘンでボランチとしてプレーした父とは違い、左ウイングが本職のアタッカーだ。2023年夏にAZと契約すると、いきなりレギュラーに抜擢されて公式戦10ゴールを記録した。
身長192cmとサイズがありながらもスピードとテクニックがあり、エールディビジのレベルであればドリブルから違いを作り出している。U-21オランダ代表でも主力としてプレーしており、順調に成長を重ねることができれば近い将来にもA代表に選出される可能性があるだろう。
昨年10月にはかつて父が在籍したミランへの移籍が噂され、本人もオランダ『NOS』のインタビューで「子供の頃に1年半住んでいて、それ以来クラブが大好きなんだ」とファンであることを明かした。父の後を追うように憧れのクラブに移籍することになるのだろうか。