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Jリーグ 1週間前

新生・セレッソ大阪の顔となれるか。2人のアカデミー出身が挑む勝負の年。その背景には伝統の背番号「8」への想いが【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by 編集部

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 昨季のリーグ戦を10位という成績で終えたセレッソ大阪。ここまで4シーズン指揮を執ってきた小菊昭雄が辞任し、さらには、昨季のチーム総得点の約半分を1人で挙げたレオ・セアラが退団するという、まさに転換期を迎えている。そんなセレッソにおいて、筆者はアカデミー出身の若手2人の選手に期待をしたい。(取材・文:元川悦子)

強烈なブラジル人カルテッドを要する今季のセレッソ大阪

中島元彦
【写真:編集部】

 FUJIFILM SUPER CUP 2025で優勝候補筆頭と言われるサンフレッチェ広島が順調な仕上がりをアピール。11日のAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で昨季のJ1リーグ王者・ヴィッセル神戸が底力を見せ、長谷部茂利監督率いる新生・川崎フロンターレも好発進する中、14日に2025年Jリーグ開幕戦を控えるガンバ大阪とセレッソ大阪の両チームも幸先のいいスタートを切りたいところだ。

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 とりわけ、アーサー・パパス新監督が就任したセレッソはまだ未知数な部分が多いだけに、初陣は極めて重要だ。

 攻撃陣は新助っ人FWのファラエル・ハットンを頂点に、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノ、チアゴ・アンドラーデが2列目に陣取るという“ブラジル人カルテット”の先発が有力視されるが、日本人アタッカーの奮起も強く求められる。

 昨季ベガルタ仙台でリーグ戦13ゴールを挙げ、J1昇格プレーオフ決勝へと導いた中島元彦、若干20歳ながらプロ4年目を迎える北野颯太のブレイクはマストと言っていい。

 まず中島は“エースへの登竜門”と位置づけられる13番を背負うことになった。

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