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下位に沈んだのは…。J1クラブ最新市場価値ランキング11〜20位。名門から初昇格クラブまで

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:アルビレックス新潟

アルビレックス新潟の秋山裕紀
【写真:Getty Images】

昨季リーグ戦順位:16位(勝ち点42)
クラブ市場価値:1120万ユーロ(約17億9200万円)
最も市場価値の高い選手:秋山裕紀(90万ユーロ/約1億4400万円)

 2024シーズンのYBCルヴァンカップで決勝進出を果たしたアルビレックス新潟。総市場価値は1120万ユーロ(約17億9200万円)でリーグ16位となっている。

 今シーズンは指揮官が松橋力蔵監督から樹森大介新監督へ交代。新体制での立て直しが求められる中、主力流出が続いた。GK小島亨介と阿部航斗が移籍し、守備の要だったトーマス・デンも横浜F・マリノスへ。攻撃陣では長倉幹樹が浦和レッズへ移籍し、鈴木孝司は引退。戦力的に大きな変化を迎えた。

 一方、新戦力も加わった。昨シーズンのJ2で34試合7得点を挙げた若月大和(30万ユーロ=約4800万円)が加入し、攻撃の活性化が期待できる。チームトップの市場価値を持つ谷口海斗(65万ユーロ=約1億400万円)は、引き続き攻撃の中心となる。

 守備陣には、徳島ヴォルティスから森昂大(37.5万ユーロ=約6000万円)、オーストラリア代表経験のあるジェイソン・カトー・ゲリア(50万ユーロ=約8000万円)が加入。ディフェンスラインの再編を進めている。

 東洋大学から正式加入した稲村隼翔(15万ユーロ=約2400万円)は、将来の日本代表入りも期待される逸材で、センターバックの一角を担うか注目だ。

 中盤にはU-17ブラジル代表経験を持つミゲル(50万ユーロ=約8000万円)が加わり、攻撃のアクセントとして期待される。GKには藤田和輝(22.5万ユーロ=約3600万円)が千葉から復帰し、ゴールマウスを守る。

 主力流出の影響は避けられないが、新戦力の融合と若手の台頭がカギを握りそうだ。樹森監督の手腕次第では、残留争いを抜け出し中位進出も見えてくる。

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