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下位に沈んだのは…。J1クラブ最新市場価値ランキング11〜20位。名門から初昇格クラブまで

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:清水エスパルス

清水エスパルスのアブドゥル=アジズ・ヤクブ
【写真:Getty Images】

昨季リーグ戦順位:J2・1位(勝ち点82)
クラブ市場価値:1225万ユーロ(約19億6000万円)
最も市場価値の高い選手:アブドゥル=アジズ・ヤクブ(250万ユーロ/約4億円)

 2024シーズンにJ2で優勝を果たし、J1に復帰した清水エスパルスは、市場価値ランキングで15位に位置する。チーム総市場価値は1225万ユーロ(約19億6000万円)だ。

 チーム内で最も市場価値が高いのはアブドゥル=アジズ・ヤクブ(250万ユーロ=約4億円)だが、1月28日に海外クラブへの移籍準備のためチームを離脱したことがクラブから発表済み。今季は不在の見込みで、実際のチーム市場価値はもっと下がる見込みだ。

 市場価値が100万ユーロ(約1億6000万円)超の選手はヤクブのみだが、北川航也とドウグラス・タンキ(いずれも80万ユーロ=約1億2800万円)は昨シーズンの軸であり、引き続き活躍が期待される。

 補強では、セレッソ大阪から加入したカピシャーバ(75万ユーロ=約1億2000万円)がサイドでの突破力を提供しそうだ。複数ポジションをこなせる中原輝(50万ユーロ=約8000万円)の加入も、チームに厚みを加える。

 昨シーズン30試合に先発した住吉ジェラニレショーン(45万ユーロ=約7200万円)が完全移籍に切り替わり、J2で実績のある弓場将輝(55万ユーロ=約8800万円)、宇野禅斗(40万ユーロ=約6400万円)らも加わった。

 ベテランの乾貴士の市場価値は17.5万ユーロ(約2800万円)。経験豊富な選手として、ピッチ内外での影響力にも注目が集まる。

 権田修一、ルーカス・ブラガ、原輝綺、中村亮太朗といった昨季の主力が移籍した中で良いスタートを切れるかが浮沈のカギとなりそうだ。

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