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下位に沈んだのは…。J1クラブ最新市場価値ランキング11〜20位。名門から初昇格クラブまで

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:京都サンガF.C.


【写真:Getty Images】

昨季リーグ戦順位:14位(勝ち点47)
クラブ市場価値:1415万ユーロ(約22億6400万円)
最も市場価値の高い選手:ラファエル・エリアス(200万ユーロ/約3億2000万円)

 2024シーズンのJ1リーグでシーズン後半戦に巻き返して14位となった京都サンガF.C.は、市場価値ランキングで13位だ。チームの総市場価値は1415万ユーロ(約22億6400万円)となっている。

 昨年夏の加入で京都を救ったラファエル・エリアスの市場価値がチーム最高額で200万ユーロ(200万ユーロ/約3億2000万円)となっている。そのほか、生え抜きの川崎颯太、新戦力のパトリック・ウィリアムとジョアン・ペドロが100万ユーロ(ともに約1億6000万円)で、チームの中核を担う。

 背番号10を付けるアンカーの福岡慎平は45万ユーロ(約7200万円)で、市場価値はあまり高くないものの、チームにとって不可欠な存在だ。鹿島アントラーズから加入の須貝英大(35万ユーロ=約5600万円)など、サイドバックの選手がどう絡んでいくかにも注目だ。

 京都は2024シーズン後半にハイボールを多用するスタイルを確立し、それに沿った補強を進めた。豊川雄太、三竿雄斗、鈴木冬一といった経験豊富な選手が抜けた影響は気になるが、目指すサッカーはより明確になった。

 市場価値100万ユーロ超が4選手という戦力は、残留争いに低迷することが許されないレベルであり、今シーズンはさらに上を目指したい。2002シーズン以来のJ1トップハーフ入りも視野に入る。

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