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守田英正所属のスポルティングはドルトムントに3失点完敗。指揮官は「他のチームのように選手が豊富ではない」【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

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ルイ・ボルジェス
【写真:Getty Images】

スポルティングはホームで痛すぎる敗戦

 サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングは現地時間11日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ第1戦でボルシア・ドルトムントと対戦し、0-3で敗れた。試合後、ルイ・ボルジェス監督がホームで痛い敗戦を喫した試合を振り返っている。ポルトガルメディア『tvi』が報じている。

 

 リーグフェーズを23位でプレーオフに進んだスポルティング。昨季のファイナリストのドルトムントをホームに迎えた。コンディションが不安視された守田とエースのビクトル・ギェケレシュはベンチスタートとなった。

 試合が動いたのは60分。アウェイチームが先制に成功する。セール・ギラシが右からのクロスに頭で合わせて、ドルトムントが均衡を破る。スポルティングは失点から2分後に守田を投入したが、68分にパスカル・グロスにネットを揺らされ、追加点を奪われてしまう。さらに、82分にはカリム・アデイェミにゴールを許し、0-3の敗戦。ホームで痛すぎる3点差での敗北を喫した。

 試合後、ルイ・ボルジェス監督は「前半は上回っていた部分もあり、ビッグクラブに対して勝利に値する内容だったが、ボルシアは後半の最初の10分から15分でより良い入りを見せた。そして、交代を考えていた矢先に、失点を喫してしまった」と話し、「(失点後に)メンタル的に落ち込み、自信を失ってしまった」と試合を振り返った。

 さらに「フィジカル面で不足している。特にこれらのチームに対しては200%の状態でないといけないが、100%にも達していない」と述べ、「言い訳をしたくはないが、明らかなことがある。我々はポテ(ペドロ・ゴンサウベス)、ビクトル、モリタ、ヌーノ・サントスを欠いている。彼らはシステムに関係なく重要な選手だ。我々は、他のチームのように選手が豊富ではない」とギェケレシュや守田は途中からピッチに立ったものの、コンディション面で不安を抱える選手が多いことを嘆いた。

 それでも最後には「難しい試合だったが、こんなに大差でここを去るのには相応しくなかった。(第2戦は)自分たちらしく、競争力を持って挑戦しなければならない」と前を向いた。スポルティングとドルトムントのプレーオフ第2戦は、日本時間20日に行われる。

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【了】

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