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【写真：Getty Images】

前田大然がCL出場可能に！

　スコットランド・セルティックは同クラブに所属するサッカー日本代表FW前田大然について、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）における2試合の出場停止処分が1試合のみに軽減されたことを発表した。ドイツメディア『innsalzach24』は、バイエルン・ミュンヘンとの試合に出場可能となった前田に強い警戒を示していた。

　1月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループフェーズ第7節のセルティック対ヤングボーイズ戦にて、前田は相手選手を蹴ってしまったことで一発退場となっていた。出場停止処分は本来であれば2試合だったが、セルティックの処分軽減に関する申し立てが認められたことにより、すでに1試合の出場停止を消化している前田は現地時間12日に行われる決勝トーナメント・プレーオフファーストレグのバイエルン・ミュンヘンとの試合に出場可能となっている。

　同メディアは、「バイエルンは要注意だ。出場停止中だったセルティックのスター選手が結局プレーを許可された」と題して、前田がバイエルンとの試合に出場可能となったことについて次のように綴っていた。

「バイエルンはセルティックとの大きな戦いに挑む。しかし、セルティックの申し立てが認められたためさらに困難な事態となった。突然、前田が現れたのだ。UEFAが発表したように、前田のレッドカードによる出場停止は2試合から1試合に短縮された。27歳の彼は、直近の試合で自分がチームにとってどれほど貴重な存在であるかを改めて証明した。対戦相手は2部のレイス・ローバーズだったとはいえ、先週末のカップ戦でマエダが達成したハットトリックは、バイエルンのコンパニ監督にこの選手は要注意だ、とはっきり思わせただろう」

　前田は前試合のレイス・ローバーズ戦で記録したハットトリックを含めて、直近3試合で6ゴール3アシストを記録している。出場停止処分が軽減されたことは、ドイツの名門との決戦に臨むセルティックにとっては朗報となった。一方でバイエルンにとっては、好調前田がファーストレグから出場できることはチームを率いるコンパニ監督にとっても頭を悩ませるものだろう。