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Jリーグ 1週間前

【2025年】J1リーグ戦力総合評価ランキング11~20位。残留争い? 降格の危険…。全20クラブを格付け!

シリーズ:Jリーグ総合評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:セレッソ大阪


セレッソ大阪

2024順位:10位
監督:アーサー・パパス

 創設30周年だった昨季はリーグ優勝を目指したが、それとは程遠い10位という成績に終わった。アーサー・パパス監督を招聘した今季は、新たなスタイルを定着させていくシーズンになるだろう。縦への意識が強いボールポゼッションと、激しいカウンタープレスをチームに根付かせ、新たな時代を築こうとしている。

 松本凪生や大迫塁がJ2で経験を積み、中島元彦はベガルタ仙台で13得点という素晴らしい数字を残して再びセレッソ大阪のユニフォームに袖を通す。小菊昭雄前監督の下でファーストチョイスだった鳥海晃司が抜けたセンターバックには、実績十分の畠中槙之輔が加入。新指揮官とは横浜F・マリノスでヘッドコーチと選手という間柄で、ハイラインやハイプレスといった要素を浸透させるうえでキープレイヤーになるだろう。

 最大の問題は、昨季21得点のレオ・セアラが抜けた攻撃陣で、ラファエル・ハットンが代役候補になる。ハットンは起点になりながら積極的な動き出しでスペースも作れる万能FWだが、1年目からレオ・セアラ級の活躍を期待するのは少し酷でもある。「トップ3」をチームは目標に掲げるが、現実的には厳しい戦いも予想される。

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