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大迫勇也が技ありボレーを決める
ヴィッセル神戸は11日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第7節で上海海港と対戦し、4-0の大勝を収めた。この勝利でヴィッセルは、最終節を残してノックアウトステージ進出を決めたが、チームの4点目を記録したエース大迫勇也のゴールは流石の一発だった。
前線からの守備でリズムを掴んだヴィッセルは、序盤から圧倒。11分に武藤嘉紀のゴールで先制に成功すると、54分には鍬先祐弥が豪快にネットを揺らし、追加点。さらに55分には、この試合でキレのある動きを見せていた汰木康也にもゴールが生まれ3点差に。
そして78分にはPKを獲得し、リードを4点に広げるチャンスだったが、キッカーを務めた大迫のシュートは、完全に読まれてしまいGKに阻まれた。それでも背番号「10」は、81分にセットプレーからゴールを奪う。扇原貴宏が蹴ったFKに、滑り込みながら右足で合わせて、ネットを揺らした。直前にPKを外していたエースは、右斜め後ろからくる難しいボールだったが、流石の決定力を見せつけた。
大迫のゴールで4点差としたヴィッセルは、最後まで相手を寄せ付けず4-0の完勝。ノックアウトステージ進出を決めている。