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新加入の伊藤達哉が1アシスト！

　川崎フロンターレは11日、AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第7節で浦項スティーラーズと対戦し、4-0で勝利を収めた。この試合での先制ゴールは、ブンデスリーガ2部マクデブルクから今季から加入した伊藤達哉から生まれたものだった。

　長谷部茂利新監督の初陣となった5位の浦項スティーラーズとの一戦。勝てばノックアウトステージ進出が決まるフロンターレの先発メンバーには、新加入の伊藤達哉も名を連ねた。試合は序盤から一進一退の攻防が続き、膠着状態が続いていたが、38分にアウェイのフロンターレが均衡を破る。

　中央のパス交換から右サイドの伊藤にパスが渡ると、27歳の新加入選手は、柔らかいクロスを供給。これをボックス内中央でフリーになっていた山田新が頭で合わせて、先制に成功した。伊藤は完全にフリーではあったものの、ピンポイトクロスで見事にデビュー戦で結果を残した。

　その後、数的有利な状況となったこともあり、試合を優位に進めたフロンターレは、後半にゴールラッシュ。脇坂泰斗、河原創、エリソンがネットを揺らして、4-0の完勝。勝ち点を「15」に伸ばし、ノックアウトステージ進出を決めた。